2016ミス・ワールド・ジャパンへの挑戦


モデル:吉川プリアンカ

講師:村神一誠


~挑戦レポート~

 

2016年8月、僕のウォーキングレッスンをいつも受講してくださっているお客様から、「知り合いの娘さんでウォーキングの先生を探しているモデルさんがいる」というお話をいただき、連絡を取り合うことになった子が、後の「ミス・ワールド日本代表」となる「吉川プリアンカ」さんでした。

 

まずメールや電話にて、今の現状や日本大会へ向けての準備がどれだけできているかなど詳しく教えていただき、本人も大会での審査に向けてウォーキングの練習が足りていないと自覚がありましたので、「僕が教えられる範囲でよければ一生懸命レッスンさせていただきます」という形でウォーキングを教えていくことになりました。

 

事前ウォーキング審査、本大会まで日数が限られていたので、かなり気合を入れてレッスンに臨んでいた記憶があります。振り返ると、人の縁というのは不思議なもので、しっかり前を向いて進んでいる者同士、繋がるべきタイミングで繋がるものなんだなぁと、改めて人の繋がりの大切さを感じる出会いでもありました。

 

特にプリアンカさんは176cmというモデルとして十分な身長と、インド人のお父さんと日本人のお母さんの間に生まれたこともあり、非常に個性的な美しさや骨格の強さがあり、語学も優秀で頭の切れもよい、素晴らしい才能の持ち主でした。

 

吉川プリアンカ・ミスワールド日本大会
吉川プリアンカ・ミスワールド日本大会


~ウォーキングレッスンレポート~

 

レッスン回数は2回しかなかったので、できる限り長い時間を作ってもらい、レッスン会場に入る前から僕の目指す完璧な歩き方のイメージをイラストや写真、動画などを用いて理論的に伝えます。その歩き方を体得するためには、どのような練習メニューが必要なのかを理解してもらい、それから実際にスタジオでウォーキングレッスンを行いました。

 

2回というレッスン回数と日程を考えると、ウォーキングに適した身体づくりへのストレッチなどは減らし、スタジオでは徹底して歩き方を繰り返し作っていきます。ウォーキング動作を分解して、細かく練習していき、最後は音楽にのせて全身で歩くウォーキング。プリアンカさんは身体の強さやセンスが良かったので、非常に僕の伝えたいことを納得し、表現してくれました!

 

ハイヒールの重心・つま先と足首の使い方・膝の伸ばし方・股関節の動かし方・骨盤から脚として動かす方法・腹筋背筋を脚とつなげて歩く方法・上半身の姿勢と張り方・肩と腕の振り方・頭のポジション・リズムウォーク等。

 

3時間歩き切る1回目のレッスンを終え、ミス・ワールド日本大会の事前ウォーキング審査に臨みました。まだ元々の歩きのクセも出てる部分がありましたが、まずまず納得のいくウォーキングを間に合わせました!

 

その時の反省も踏まえて、もう1度さらに身体の動かし方から徹底したレッスンを行い、トップモデル部門、そして、全体の1位を目指し、本番のステージを想定したオーラ全開のウォーキング練習に明け暮れました。

 

限られた時間の中で、できる準備はやり切りました!

 

せっかくの機会ですので期待を込めて、「当日も応援に行くよ」と声をかけ、レッスンのお礼にと日本大会の入場チケットを用意していただき、ワクワクしながら本番を待っていました!

 

<レッスン日程>

8月25日 9:00~10:00 ミーティング

8月25日 10:00~13:00 レッスン

8月28日 事前ウォーキング審査

9月2日 13:00~17:00 レッスン

9月5日 ミス・ワールド日本大会

 

吉川プリアンカ・ミスワールド日本大会
吉川プリアンカ・ミスワールド日本大会

吉川プリアンカ・ミスワールド日本大会
吉川プリアンカ・ミスワールド日本大会


~日本大会当日レポート~

 

2016年9月5日(月)MISS WORLD JAPAN 2016 FINAL

会場 ANAインターコンチネンタル東京 プロミネンス 14:00 開演

 

吉川プリアンカ・ミスワールド日本大会
吉川プリアンカ・ミスワールド日本大会

 

とても気品のある会場に観客とマスコミが多数押し寄せ、注目度の高さを感じます。まだ僕自身このような雰囲気に慣れていない感もありますが、プリアンカさんがとにかく実力を出し切って、悔いのないようにステージを歩き、スピーチで審査員の心を打てることを祈ります。

 

ミスコンテストというものは出場者ももちろんですが、関係者や見に来る人も美に対する意識が高く、美しい人、スタイルのよい人、服装や振る舞いに品のある人、本当に刺激を受けます。もしミスコンテストにエントリーしてみたいと思っていたり、モデルや芸能の道を考えている人は、ぜひ日本大会以上のコンテストを現場に見に行くことをオススメします! 肌で感じることというのは、動画やテレビで見るものとは別物で大切です。

 

ミス・ワールドは1951年にイギリスで第1回大会が開催された最も歴史のあるミスコンテストだそうです。現在では131の国と地域が参加し、世界最大規模を誇っている素晴らしい大会です。

 

大会では、Beauty with a Purpose(社会貢献活動)部門、スポーツ部門、トップモデル部門、タレント部門など、様々な審査が行われ、総合的な評価でグランプリが決まります。

 

日本大会では、Beauty with a Purposeで上位に入った方が世界での社会貢献活動の様子をステージでプレゼン発表し、若くしてとても素晴らしい活動をしているなと非常に感心させられてしまいました!

 

また、タレント部門では楽器の演奏や歌唱で能力が高く、上位評価された方がステージで演奏しましたが、これもまた素晴らしいものでした!

 

トップモデル部門では、高身長でウォーキングの技術が高いトップモデルとしての評価を競い合いトップ10が発表され、一人ずつステージを歩き出てきます!

 

ここでプリアンカさんはトップモデル部門2位という評価を得ていました! これは非常に嬉しいことであり、総合的にも上位を狙える可能性が高いことを示していました。

 

吉川プリアンカ・ミスワールド日本大会
吉川プリアンカ・ミスワールド日本大会

 

いよいよTOP10の発表!

 

ここで呼ばれないとドレスでのウォーキング披露、そして、自己PRのスピーチへと進めません。

 

祈るような気持ちと、たぶん大丈夫であろうという気持ちの半々で見守っていました!

 

エントリーナンバーが後ろの方でしたので、ちょっとドキドキはしましたが(^-^;)

 

順番にファイナリストTOP10が発表され、9番目に「吉川プリアンカさん!!」と発表され、小さくガッツポーズ!

 

次はファイナリストがドレスでステージに登壇し、自己PRです。

 

こちらもプリアンカさんは、しなやかなウォーキングで登場し、自己PRでは伝えたかったことを非常に聞いている人にわかりやすく、感情のままに、しっかり落ち着いて話せていたと思います。もちろん英語でのスピーチもバッチリです!

 

全ファイナリストの審査が終わると、審査員が別室に移動して、いよいよグランプリから入賞者が決定します。

 

ここからは僕にとって未知の領域ですので、とにかくひとつでも上に入って欲しいと願っていました!

 

吉川プリアンカ・ミスワールド日本大会
吉川プリアンカ・ミスワールド日本大会

 

エンドロールが鳴り響き、照明がスポットライトになり、各賞から発表となります。

 

ファイナリスト10名全員に審査員賞なども含めて、それぞれに賞が付きます。

 

ですので、必然的に最後まで呼ばれなかった2名がグランプリか準グランプリということになります。

 

だんだん一人ずつ呼ばれていきます。祈るのみでしたが、どんどん呼ばれていく中で「吉川プリアンカ」の名前は呼ばれない。僕も心拍数が上がってきて、ラスト二人まで残った時は、ドキドキがMAXでした。

 

この時、僕はとんでもない才能と幸運にも組んでいたのだと、改めて認識しました。カメラで動画を撮っている手も震えます。

 

会場が一番の盛り上がりとなる中、司会者の方が発表を行います。

 

「残すところミスワールド2016日本代表の発表のみとなりました。トップ10で残っているのは2名の方となっております。どちらの手に栄冠は渡るのでしょうか。それでは発表いたします。」

 

「2016年ミス・ワールド日本代表は、、、吉川プリアンカさんです! おめでとうございます!」

 

僕の反応は、鳥肌、興奮、感激。会場もウワッと盛り上がりを見せ、拍手喝采です!

 

本人の素晴らしい才能と努力で、素晴らしい栄冠を勝ち取りました!

 

そして、次は世界大会へ向かうことになる。

 

これは大きな責任が伴うことだけど、ぜひ僕も一緒に挑戦したい!

 

 

吉川プリアンカ・ミスワールド日本大会
吉川プリアンカ・ミスワールド日本大会
吉川プリアンカ・ミスワールド日本大会

 

素敵な表彰式と本人のインタビューを終え、本大会は終了しました。

 

その後1時間はかかったと思いますが、様々なメディアの取材が続き、海外メディアも多数来ていたので大変でしたが、余韻に浸りながら場が落ち着くのをゆっくり待ちました。

 

取材もひと段落がついた頃、最後に「おめでとう」と声をかけてから帰ろうかなと思い本人の下へ。

 

「おめでとう!」 「先生ありがとうございました!」

 

本当に仕事冥利に尽きます(^_^)

 

「これで世界大会が決まったけど、ウォーキングはまだまだ教えられることがあるんだよ。だから、もしよかったら世界大会まで一緒にウォーキングの練習をしていかないかい?」

 

「もちろん、ぜひお願いします!」

 

そんな会話で、いよいよ僕も自分に大きなプレッシャーをかけ、ミス・ワールド日本代表のウォーキングレッスンの準備を覚悟するのでありました。

 

プリアンカさんにとっても、僕にとっても、人生が大きく進むきっかけとなる1日となりました。


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